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花粉症に困っているコンタクトレンズユーザーのよくある6つの質問

Question1
花粉症の季節にコンタクトレンズを使用することはできますか?

花粉症の人もコンタクトレンズを使えます。

花粉症であってもコンタクトレンズを使用している人は多くいます。しかし、個人差がありますので、目に痛さやかゆみなどの異常を感じられる方は、メガネと併用されることをお勧めします。

Question2
花粉症の季節におすすめのコンタクトレンズはありますか?

1DAYタイプのコンタクトレンズがお勧めです。

1DAYタイプのコンタクトレンズは、毎日新しいレンズを使用するので、レンズに付着した汚れの除去や、花粉の除去などの手間がかかりません。毎日のケアが必要な2ウィークタイプと比べて、より便利で、気軽に使うことができます。また、日によってコンタクトレンズとメガネを使い分けている人は、使わなかったレンズを無駄なく後日へ繰越すことができます。

Question3
コンタクトレンズは花粉防止メガネと併用できますか?

併用できます。

花粉防止メガネにはいくつかのタイプがあります。ゴーグルタイプの他にもメガネの上から装用するタイプもあります。コンタクトレンズとの併用もメガネとの併用も可能です。

Question4
花粉症の季節も2ウィークタイプが経済的ですか?

コンタクトレンズの使用頻度によります。

経済的なメリットが大きい2ウィークタイプのコンタクトレンズですが、日によってコンタクトレンズとメガネを使い分けている人にとっては、必ずしもそうではないかもしれません。2ウィークタイプのコンタクトレンズの使用期間は、あくまで開封日から2週間です。そのため、開封日にコンタクトレンズを使用し、その後2週間、毎日メガネを掛けていた場合、1日しか使っていませんが、そのレンズをそれ以上使用することはできません。この場合、使わなかったレンズを後日に繰越すことができる1DAYタイプと比べて、1日当たりのコストは割高になってしまいます。目安として、1週間のうち2~3日程度しかコンタクトレンズを使わないという場合は、花粉症の季節が過ぎるまで、1DAYタイプのご使用をお勧めします。

Question5
2ウィークの場合、普段通りのケアでレンズに付着した花粉を除去できますか?

普段通りのケアで花粉が除去できます。

コンタクトレンズを使用していると、涙に含まれるタンパク質や脂質などでレンズが汚れていきます。これらの汚れが花粉を吸着するため、正しくレンズのケアをして、汚れと花粉を除去しなければなりません。こすり洗いタイプのものは、しっかりとしたこすり洗いが、汚れと花粉の除去に有効です。

Question6
特に気を付けることはありますか?

眼科の定期検診を必ず受診しましょう。

花粉症による目のかゆみから、無意識のうちに目をこすったり、強く叩いたりすると、目を傷つけてしまい、花粉症とは異なる病気になってしまう可能性があります。また、コンタクトレンズ装用に起因する眼障害の多くは、発症時には自覚症状がほとんど現れません。眼科での定期検診は必ず受診しましょう。